マウントフジフラワーエッセンスでお世話になっているハートサポートシステムさんのところで、レイキのファーストデグリーとセカンドデグリーの講座に参加してきました。
ハートサポートシステムさんが東京の自由が丘から滋賀県の大津に引っ越されてから、はじめておうかがいしました。
京都にも電車で20分程度で行ける、とても便利な場所です。
琵琶湖にも近く緑あふれるところで、落ち着きがあり本当に素敵なエリアです。
セミナールームも広々としていて気持ちよく講座が受けられました。
レイキについては、改めて色々と書きたいと思いますが、思っていた以上のものでした。
今回はレイキ講座の翌日に行った京都の鞍馬山についてです。
レイキ講座でお会いした方とご一緒しました。
鞍馬山にはレイキを開発した臼井甕男(うすいみかお)氏が21日間瞑想を行い、悟りを開いたといわれる場所があります。
その結果の1つとして驚くべきヒーリングの力が現れたことから、レイキの普及が始まったとされています。
レイキを学ぶ者としては、とても気になるところであります。
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鞍馬駅から少し歩き山門をくぐり、ケーブルカーで鞍馬山の途中まで登ります。歩くこともできるそうですが、相当急な坂でした。

鞍馬駅を出ると巨大天狗がお出迎え

山門

山門の狛犬ならぬ狛虎
そこから本殿までは少し歩くのですが、体全体に染み渡るような精妙な空気を、喜びをもって感じながら歩いて行きました。
とは言っても、階段が苦手な私はぜーぜーはーはーしてましたけど。
喜び半分、苦しさ半分・・
でも、こんな空気はあまり感じたことがないです。臼井氏がレイキを得たところというのも、うなづけます。
本殿に到着し、お守りなどを販売しているところで聞いたのですが、ご本尊は「尊天」と称される、千手観世音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊の三身を一体としたものだそうです。

本殿の前にある金剛床
鞍馬寺のホームページにある「教え」には
「尊天とは、人間を初め、この世に存在するすべてを生み出している宇宙生命・ 宇宙エネルギーです。」
とあります。
調べてみると、鞍馬山ははるか太古の昔に金星からやってきたサナート・クマラが降り立ったところと言われています。
前述の護法魔王尊がサナート・クマラであるという説もあります。
興味のある方は調べて見ると面白そうですよ。
鞍馬寺は一般的な日本のお寺の雰囲気とは異なり、自由で懐の深い感じがします。なんでもありの感じがとても心地よいです。
実際に、鞍馬寺は宗派に捉われない伝統があるそうです。
休憩所では、グレゴリアンチャントのようなCDがかかっていたり、下りのケーブルカーの中のアナウンスでは、「すべては宇宙のいのちです」のようなことを語っていたりします。
宇宙って言葉、あまりお寺で聞かないような気がします。
本当に不思議なところですが、好きになりました。
本殿から魔王殿に歩いていく途中に、「大杉権現社」という場所があります。この辺りで臼井氏が21日間断食瞑想を行ったそうです。
また、鞍馬寺のホームページによると、護法魔王尊のエネルギーの高い場所として知られているそうです。
変った形の木があちこちにあり、木の根っこが地面から這い出している、不思議な場所です。

オブジェのような木

しめ縄のような木

地面から這い出ている根っこ
また空気が一段と違います。
ご一緒した方が気になる杉があるというので行ってみたところ、写真に撮りたくなりました。
すると、カメラのファインダーにオーブという白い玉のようなものがたくさん写り込んでいるのが分かりました。
オーブは神聖な場所で写ると言われているので、やっぱりそうなのかと思いました。

杉の木にオーブ
実際にベンチに座って数分間瞑想してみると、普段瞑想をしない私でさえも、すーっと深い瞑想へと誘われてしまいました。
本当にこの場所は神聖な瞑想の場になっているんだな~と実感しました。
時間があったらこの大杉権現で1時間くらい瞑想したいものです。すごそう。
その後、最終目的の「魔王殿」へと向かいました。
なんだかすごい名前ですが、ここに前述の護法魔王尊が降り立ったと言われています。
私はここでどうしたらよいのか分からず、お賽銭を入れて感謝して出てしまいました。
何か作法があったのでしょうか・・・

魔王殿
魔王殿からは貴船神社のほうに行くことも出来ますが、私たちは元来た道を戻り、再び鞍馬駅へと向かいました。
個人的には大杉権現社がとても良かったです。
レイキへの気持ちが盛り上がったところで、帰路につきました。
お天気も良く、思い出深い鞍馬山となりました。