最近マインドフルネス瞑想がビジネスマンの間でも人気のようですね。
意識的に生きるということの大切さが、一般的に広まり始めたのでしょうか。
私も意識的に生きることの大切さと難しさを感じることがありましたので、ちょっと書かせていただきます。
「とらわれを手放す」のが、私の今年のキーワードだということを以前書きました。
時間軸に属さない「今にある」のが「とらわれを手放す」ポイントかもしれないとそこで述べています。
ムム・・そういうことは、ポンっと分かる瞬間が来ることを期待しつつ、今は意識に浮かび上がったとらわれも手放して行こうと思っています。
このテーマをめぐって、日々の生活の中で気づくこともありますが、何か決定的な「手放すもの」があるような気がしてなりませんでした。
でも、それが何だか分からなかったのです。
多分、自分とあまりにも一体化してぴったりとくっついているので、見えなくなっているのかもしれないと思いました。
そこで、自分の深いところに問いかけてみたのです。
そしたらすぐに「~しなくては」「~せねば」という、私の行動とセットになっている思い癖があることに気が付きました。
私の場合、例えば「洗濯しなくては」、「買い物にいかなくては」、「仕事をしなくては」、「友達に会いに行かなければ」などなど、ほとんどあらゆる行動とセットに「~せねば」という意識や言葉が伴っているのです。
はっきり言って、それまで全然気づいていませんでした。
結構ショックでした~!
そんな意識から行動に移していたら、義務感で日々を生きているようなもので、自由とは程遠いですよね。
とらわれすぎています。
エゴと一体化してしまっています。
私が手放す重要なものは、エゴと一体化している自分自身のこと、かもしれません。
そこが分かったのだから、エゴと距離を置いて、うまく付き合っていきたいと思いました。
まずは、「~せねば」という意識からではなく、「~しよう」とか「~したい」というもっと軽い意識や言葉を伴って日々の行動をしようと思いました。
言葉が湧き上がって来た瞬間には、言霊としての威力を発揮してしまうそうですから、どこかで現実化するんです。
それを考えると、私は何てもったいないことをしてきてしまったんだろうか・・・と反省しつつ、意識的に生きるって、本当に大切なんだなと改めて感じました。
一度意識にのぼったものは客観的に認識できるようになりますから、無意識を意識上へと導き出すというのは大事ですね。